なぜあなたは「普段の自分」を晒してはいけないのか?

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今やネコも杓子もFacebookやInstagramに
写真をバシバシ上げていますね。

おっさんが飼い猫と一緒に写った写真を上げてたり、
別に美人でもないおばちゃんが自分の食べたものをアップしているのを見ると、
正直キツイものがあります。(美人なら大歓迎!)

・・・ここまでハッキリと言う人はいないと思いますが、
みんな内心思ってるんじゃないですかね?

私は同じ写真を見るなら、
美人がいいし、かわいいネコがいいです。

さて、

「なんでそんなことしてるの?」

と聞くと、彼らは一様に口を揃えて

「ブランディング」

と言います。

「ブランド」のないブランディング中毒者

おぉブランディングの神様よ、彼らを救い給え、
そんなのはブランディングでも何でもないということを。

確かに単純接触効果というのはあります。
またの名をザイオンス効果と言い、
会う頻度が高ければ高いほど親近感を抱くというものです。

でも、それ以上に大事なのは
「第一印象」です。

例えば、あなたが来月の売上に困っているとして、
どちらの人に相談したいと思いますか?

A.これまで何千社も倒産崖っぷちのドン底から救いだした男

B.糖尿病で酒飲みで、妻に逃げられ、自分が破産する日もファーストクラスに乗っていた男

言うまでもなく、Aですよね。
でも、このAとBは全く同じ人間なのです!
(ダン・ケネディのことね)

ダン・ケネディ

この人がダン・ケネディです。


ダン・ケネディと言えば、
テクノロジー嫌いの、ダイレクトメール信奉者。

未だに秘書との連絡はFAXで、
電話もクライアントとの少しのやり取りの時しか使わないそうです。
彼に連絡を取りたければFAXを使うしかないそうですよ。

でも、それこそが彼の「ブランド」です。
「メッセージ」とも言えるかもしれません。

世の中的に言われる「ブランド」と言うと、
アクセサリーやアパレルですよね。

ほとんど詳しくないので、
あんまり言及したくないですが、
ルイ・ヴィトンと言えば、
丈夫なカバン、ですよね?

実際、カバンを出荷する前に、
10万回開け閉めするとかしないとか。

それもこれも、
「メッセージ」があるから、
なしうる所業ですよね。

つまり、ブランドの中核には、
明確な「伝えたいメッセージ」が存在するのです。

そこに何もなければ、
それは見た目だけきれいに着飾った、
中身スカスカのミーハー女みたいなもんです。

核なき「ブランディング」こそ危険

Facebookに頻繁に投稿している彼らは、
ザイオンス効果を狙っているんでしょうが、

ザイオンス効果に関して、
とても大事なことがいつも隠されたまま、
喧伝されているのを見て、危機感を抱いています。

ザイオンス効果は単純に接触回数を増やせば親近感を抱くのではなく、
第一印象が良かった人に対しては親近感を抱くのです。

つまり、第一印象が悪かった人に対しては、
会えば会うほど、嫌悪感を抱く
のです。

そういう経験はきっとあると思います。
どう頑張っても第一印象をひっくり返せないというような。

さて、彼らには、見込み客に
「どんな第一印象を持ってもらいたいか」
というような戦略はあるのでしょうか?

例えば、矢沢永吉さんは、
オナラしたりするのでしょうか?
アイドルはトイレに行くのでしょうか?
アイドルは恋人を作るのでしょうか?

メディアを活用して成功している人は、
ありのままの自分の姿を見せているでしょうか?

ギャップは大事です、
完璧すぎる人間に人は親近感を覚えません。
むしろ息苦しささえ覚えます。

でも、確固たる自分があってこそのギャップです。

ここにちょっと面白い例があります。

本物と偽物の違い

とあるヴィンテージのTシャツが好きなグループがあります。

その人達はみんな似たようなTシャツを着ているように見えますが、
よくよく見ると、グループの中にも、
さらに小さなグループがあることが分かります。

  • グループ1:自分たちで本物のヴィンテージTシャツを買い、それを身に着けていることに誇りを持っているイケてる人たち
  • グループ2:自分たちも似たようなヴィンテージTシャツを買い、それでグループ1のイケてる人たちと同じように見られたい人たち
  • グループ3:ヴィンテージっぽいTシャツを買い、それを本物っぽく見えるよう加工し、身につけ、グループ1と2のように見られたい人たち
  • グループ4:グループ3の人たちと同じTシャツを買い、商品化してしまう人たち

本当の意味で「本物」と言えるのは、
グループ1の人たちだけだというのは、
きっとあなたも賛同してくれるでしょう。

そして、それ以外のグループが
「本物」とは大きくかけ離れていることにも。

でも、多くの人は「本物」じゃないものにお金を費やし、
もっと言うと、グループ3や4の人の方が
「本物っぽく」見せるために、多額のお金を使います。

みんな本当に「本物」を欲しがっているのでしょうか?
それとも「それ以外のもの」を欲しがってるのでしょうか?

見込み客は誰のことを一番気にかけているか?

本物かどうかと言うのは、
マーケティングの世界では古くから言われていることです。

また、ソーシャルメディアの登場により、
残念ながら、人々のエゴはかつてなく肥大化しています。

言い換えるならば、
人々が気にしているのは自分のことばかり。
自分こそが本物だと思い込んでいます。
それが誰かの受け売りだったとしても。

セス・ゴーディンというパーミッションマーケティングの創始者曰く

マーケティングをする時の真偽というのは、
人々が聞きたい話をするかどうか、
そしてその話を現実にできるかどうか、だ。

これまでのよくある広告を見ても、
これまでのようにうまくはいかないだろう

と。

そう、だから、今こそストーリーテリングの力
そして、それを現実にする力が重要なのです。

それが他でもない「ブランディング」であり、
その結果として培われたものが「ブランド」です。

そして、そのストーリーから生み出されるブランドは、
見込み客にとっても価値のあるものでなければなりません。
自分よがりのものであってはならないのです。

アップルやスティーブ・ジョブズは、
彼らの敵はマイクロソフトと一方的に決めつけ、
常に戦いを挑む結果として、自分たちのブランドを確立してきました。

また、過去のダイエーもゲリラでした。

「見るは大丸、買うはダイエー。
 百貨店は歌舞伎座。ゆっくり商品を眺める場所。
 ダイエーはストリップ劇場。掛け値なしの裸の値段。
 同じ品なら必ず安い。」

この広告を今のダイエー(イオンかな?)が出したら、
えらいことになりますよね。笑

それでも、勇猛果敢に勝負を挑み、
最終的には一大帝国を築き上げましたよね。

なぜ人はものを買うのか?

私たちがどうしても買わないといけないものは、
本当にごくごく少数しかありません。
トイレットペーパーとかかな?

それ以外の大多数のものは、
買わなくていいものだったりします。

携帯もガラケーでいいはずだし、
ワインもある程度のランク以上だったら味の違いなんて分からないし、
車もわざわざ買わずバスや電車、自転車で十分でしょう。

それでも我々が物を買ってしまうのは、
とりわけ、必要以上に高いものを買うのは、
私達が信じ共感するストーリーが体現されているからです。

そう、だから、先程のTシャツの例の大半のグループは、
確かに「本物」ではありませんが、
少なくとも彼らにとっては「本物」であり、
彼らにとってはそれが重要なのです。

私は嘘をつけ、ということを言っているわけではありません。

見込み客にフォーカスしてください。

見込み客が何を求めているのか?
そして、あなたはどんな人達とビジネスをしたいのか?

それこそがマーケティングの出発点です。

最後まで、その初心を貫き続けることが、
あなたのブランドになるのです。

日常生活をダラダラ流し続けるのが、
「ブランディング」ではありません。

日常生活のあなたは、
見込み客にとっての「本当のあなた」ではありません。

見込み客にとっては、
本当のあなたとは、
彼らの頭の中にあるのです。

そして、それには応える義務があなたにはあるのです。

あなたは初志貫徹した、
本当の自分になれていますか?

もしこの問にイエスでないならば、
改めて考え直しましょう。

自分は果たして何がしたいのだろうか?と。

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