ミシュラン3つ星の秘密

先日、アメリカのミシュラン3つ星レストランが日本に来てコラボする、ということで…
ミーハーな私は、しっかり赴いてきました。

その様子は動画にまとめているので、ぜひご覧いただければと思います。

結論から言うと、3つ星って「体験」が重視されるんだなー、という感想でした。


そもそもミシュランの星って、どう区分けされてる?

ミシュランの星の区分けは、ざっくりこう。

★(一つ星) そのカテゴリーで特に美味しい料理を提供する。
★★(二つ星) 優れた料理を提供し、遠回りしてでも訪れる価値がある。
★★★(三つ星) 卓越した料理を提供し、そのために旅行する価値がある。

個人的には、1つ星でも十分美味しい
ただ、それ以上に「お店の内装」「雰囲気」が整然としているところが多いな、という印象です。

2つ星は「The Modern」に行ったけど…

2つ星はニューヨークのThe Modernしか行ったことないですが、これは本当に美味しかった。

しかも、予約取りやすいのも吉。

こちらも動画でまとめているので、良かったらどうぞ。

用意されているクラフトビールまでもが全部美味しいのが驚きでした。
(というかこれまだ今年の話か…だいぶ前に感じる)


で、本題:3つ星は「体験」が価値になる

「3つ星は体験が重視される」って、具体的にはこういうことだなと。

  • 見た目ゼリーなのにホットドッグの味がしたり
  • 見た目透明の水なのにケーキの味がしたり
  • 見た目風船なのにリンゴの味がしたり
  • テーブルから直接アイス食べたり
  • サプライズがあったり

こういうのが大事、というかそれこそが価値なんだろうなと感じました。

え?「料理の味じゃないのか?」って?

そうですよね。
正直、ある閾値を一定以上超えると、私は全部美味しいと思えるので、よくわかりません。笑


「撮影OK」が生んだマーケティングと、3つ星の共通点

最近(と言っても、もはやここ10年くらいの話ですが)、
アメリカのコンサートやライブは撮影OKにして、

それを拡散してもらうことで、
「うわー生で見たいなー!」と思わせるようにマーケティングしてますよね。

日本のコンサートやライブは未だ撮影NGですが、
以前行った宇多田ヒカルのは撮影OKでした。さすがヒッキー。

それを「まやかし」と言う人もいるかもしれません。

でも、じゃあ、そこら辺にあるトートバッグと、エルメスのカバンは何が違うのか?

「カバン」という機能においては、何も変わりません。
なのに、価格は桁違いなわけです。


さて、あなたのビジネスはどちらにしたい?

あなたのビジネスは、
「機能だけのトートバッグ」にしたいのか。
「体験と物語をまとったエルメス」にしたいのか。

よく考えてみてください。


追伸:このインフレ時代は「高価格化」が重要

最近、集客やマーケティングの相談に乗ったりするので感じますが、
本当に高価格化が重要です。

このインフレの時代、乗り遅れないようにしないと。


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