先日、あるクライアントから、こんな話を聞きました。
Zoomを大きな規模で導入することになり、間に代理店が入っていたそうです。契約上は、その代理店がサポートしてくれるはずでした。
ところが、トラブルが起きた瞬間、化けの皮が剥がれます。
「ちょっと確認します」
「Zoom社に聞いてみます」
専門知識は何もありません。ただ、右から左に問い合わせを流しているだけでした。
それでも、フィーはしっかり抜いていきます。
目 次
「代理」なのに、代理になっていない
これ、Zoomに限った話ではありません。
広告やクリエイティブの制作でも、同じ構造をよく見かけます。担当者に指示を出しても、全然汲み取ってくれない。返信も遅い。
「代理」という名前がついているのに、代理になっていないのです。
心当たり、ありませんか。
担当者が悪いのではなく、構造がそうさせています
なぜ、こんなことが起きるのでしょうか。
理由は、担当者の性格や熱意ではありません。構造にあります。
代理店の一般的な利益率
15〜20%
この利益率で経営を成り立たせようとすると、必然的に案件数をさばかなければなりません。1社1社の商材を深く学んでいる時間的な余裕は、そもそも存在しないのです。
その結果として起きるのが、対応の「薄さ」です。専門性が育たないまま、たくさんの案件を右から左に流していく。これでは、成果が出るはずがありません。
「任せる」は、
「丸投げする」ではありません。
「代理店出身者を雇えばいい」は、見当違いです
ここで、こう考える方もいるかもしれません。
「それなら、代理店出身者をマーケティング担当として雇えばいいのでは」と。
ですが、これは全くの見当違いです。
代理店の仕事は、あくまで広告枠の売買の仲介です。実際に手を動かして運用する専門性とは、別物なのです。
現に、大手代理店出身の方に、Facebook広告やGoogle広告の実務を任せてみたことがあります。結果は、正直なところ、かなり厳しいものでした。
肩書きと、実務の力は、必ずしも一致しません。
では、どうすればいいのでしょうか
もし本気で成果を出したいのであれば、道は2つに分かれます。
中途半端に「プロだから」と丸投げしてしまうことが、一番危険なのかもしれません。
今日の問いかけ
あなたが今任せている業務は、AとBのどちらに当てはまっているでしょうか。
一度、棚卸ししてみてはいかがでしょうか。