「高額塾なんて、どうせ詐欺でしょう」。
そんな声を、よく耳にします。
ですが、正直に申し上げます。私はこれまで、いくつもの高額な塾や講座にお金を払ってきましたが、今のところ、「これは詐欺だった」と思うものに当たったことは、一度もありません。
もちろん、「この内容で、この金額を取るのか」と感じたことは、あります。それでも、受講生の声がきちんと公開され、それをもとに売られているものについては、基本的に、それなりの意味があると感じています。
目 次
情報は、もうタダで手に入る
とはいえ、ここで一つ、正直な疑問が浮かびます。
今は、AIの時代です。知識そのものは、AIに聞けば手に入ります。本にも書いてあります。図書館へ行けば、その本すら、無料で借りられます。
つまり、情報そのものは、もう、タダで手に入る時代なのです。
では——それでもなお、わざわざお金を払って学ぶ意味は、どこにあるのでしょうか。
では、なぜお金を払うのか
私の考えは、こうです。
価値があるのは「情報」そのものではなく、「それを自分のビジネスに、どう当てはめるか」を教えてもらえることです。
一般論としての知識なら、いくらでも転がっています。けれど、「あなたの場合はどうか」を一緒に考えてくれる相手は、そう多くありません。そこにこそ、お金を払う理由があるのだと思います。
同じ講座で、成果が出る人・出ない人
……ただ、ここからが本題です。
実際に講座へ参加しても、それを最後までやり切れない人が、驚くほど多いのです。
これは、教える側の問題というより、受け手側の問題が大きい。私は、そう感じています。
同じ講座に、同じ金額を払っても、成果が出る人と、出ない人がいる。その差は、いったい、どこから来るのでしょうか。
私が少しだけ感じているのは、こういうことです。学校の勉強が得意だった方は、こうした「学び」も、得意なのかもしれない、と。
理論を学ぶ。実践する。うまくいかない。また試す。そうして繰り返しながら、自分なりに応用していく。——この一連のプロセスに、慣れているかどうか。
もちろん、学歴がすべてだとは、まったく思いません。ただ、「学んで、試して、続けられる力」には、どこか共通する部分があるのかもしれない。そんなことを、ふと思いました。
結局、教材の値段ではない
情報がタダになった時代に、お金を払って学ぶ。その投資を活かせるかどうかは、結局、教材の値段ではなく、受け取る側にかかっているのかもしれません。
あなたは、学んだことを、最後までやり切れる側でしょうか。
PS. これは、講座を「売る側」に回ったときにも、そのまま突きつけられる問いでもあります。良い中身を用意することと、受講生に最後までやり切ってもらうこと。——後者のほうが、実は、ずっと難しいのです。