先日、ちょっとオフィスっぽい場所で仕事をする機会がありました。
普段の私は、オフィスも持っていませんし、社員も雇っていません。基本的には自分のペースで、好きな場所で仕事をしています。
その日は違いました。朝10時半から夕方5時半まで、途中1時間のお昼休憩を挟んだだけで、ずっとパソコンに向かう「缶詰」状態です。
正直に言います。
すごく捗りました。
そして、すごく疲れました。
周りに人がいる。サボれない。それだけで、こんなに集中できるものかと、自分でも驚いたのです。
目 次
「自分のペースで学べます」は、本当でしょうか
実はこれ、今まさに世界中の経営者が向き合っているテーマと、同じ構造だと思います。
「自分のペースで学べます」。そんな謳い文句の講座や研修を、見たことがある方は多いのではないでしょうか。
聞こえはいいですが、私はこれ、うまくいかないケースの方が多いと感じています。
学校のテストと同じです。強制的に受けさせられて、テストがあるから仕方なく頑張る。自分のペースに任されていたら、果たしてどれだけの人が勉強したでしょうか。
オフィスに戻り始めた企業たち
そして、この直感を裏付けるような出来事が、実際に起きています。
かなり強い言い方です。ですが、この判断、複数の研究データと照らし合わせると、あながち的外れではないのです。
データは、両方の顔を見せます
Microsoftが自社の社員データを調べた調査では、在宅勤務が広がって以降、平均労働時間が約1時間増え、ホワイトカラーの会議量はコロナ前の2倍にまで膨らんでいたことが分かっています。
柔軟性は上がったものの、仕事量そのものが増えてしまった人が多かった、ということです。
一方で、リモートワークにはメリットもあります。
研究に共通している、ひとつのこと
複数の研究に共通して言われていることが、ひとつあります。
超優秀な人、つまり方向性を決めたり戦略を考えたりすることが仕事の人は、リモートの方がうまくいく傾向にあります。オフィスにいると、すぐに話しかけられて、考える時間が削られてしまうからです。
けれど、それ以外の、実際に手を動かす人に関しては、話は逆になります。多くの研究が、基本的には出社した方がいいという結論に落ち着いています。
考える人には、自由を。
作業する人には、強制力を。
役割によって、必要な環境はまったく違う。
そう考えると、GMOやTwitterのようなオフィス回帰の動きも、決して感情論だけではなく、データに裏打ちされた自然な流れなのかもしれません。
今日の問いかけ
あなたの職場では、どちらの働き方が合っているでしょうか。
一度、役割ごとに分けて考えてみてはいかがでしょうか。